ステンレスの溶接・板金加工
ステンレスは私たちの身近でも多く使われている金属です。
ご家庭で言えば流し台や包丁などに使われていて、公共物などで言えば手すりや看板の枠などにはだいたい使われているとてもポピュラーな金属です。水や海水に強い特性を持っているので錆びにくい素材として建築物などには重用されています。ステンレスという材質は熱さによく耐え溶接しやすい特徴を持っています。
溶接加工のするときのコツは自分がロボットアームだと思って制作に臨むことです。
アルミの溶接・板金加工
アルミニウムもステンレス同様に私たちの身の回りでよく見かける金属の一つです。
これも加工しやすい特徴があり、その使いやすさから多種多様な製品に使われています。
例えば身近なものとしてはアルミ缶や一円玉の硬貨などがあげられます。
密度が低く、非常に軽い材質になっていて、なんと鉄と比べても約3分の1程度の密度しかありませんのであまり重い素材を使えないジェットスキーの材料としてもよく使われています。
劣化しにくいメリットがあることも特徴の一つです。
チタンの溶接・板金加工
「さびにくい」性質を持っているステンレスに対して、チタンは全く錆びないという強い個性を持っています。
さらに強度が高いうえに、アルミニウムと同じくらい軽いので私たちの実生活の中にはなくてはならない金属です。
熱に強い特徴もあることから、F1カーのマフラーやモータースポーツのパーツの材料としても使われています。
今後はその材質の特徴から人口骨や体内に入れるボルトなどにも多く普及していくことが期待されています。
優秀な金属であるが故に加工は難しく、材質価格はほかのものと比べて少し高めです。
鉄の溶接・板金加工
こういった金属素材の中でも、最もシンプルによく知られている素材が鉄でしょう。
とはいえ鉄の中でも幾つか種類は分かれており、用途や加工の難しさはそれぞれ異なります。
代表的な素材としてはSPCC、SPHC、亜鉛鋼板、ボンデ鋼板などが有名です。
安価で曲げやすく、主に加工用として利用されることが多いのがSPCC。
SPHCは車両や電機器具などに使われます。鉄である以上は錆びるので塗装などの加工は必要になっており、塗装に向いているのがボンデ鋼板です。亜鉛銅板は鉄材質の中でもさびにくい特徴を持っています。
その他金属の溶接・板金加工
あまり一般には知られていませんがハステロイ、という材質があります。
耐熱性、耐食性、耐酸化性、高温特性に優れていて、航空、宇宙、原子力などの私たちの生活に直接触れることがあまりない分野で使用されています。
高温強度が大きく、加工硬化が起きやすいことから加工作業は高い技術力が必要で、金属の中でも特に難易度の高い位置づけにある素材です。
工具の摩耗具合で加工硬化現象が激しくなってしまうので、あらゆる意味で気が抜けませんが当社であればそういった難しい加工も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
ヒッキー溶接では法人様・個人様問わず「こういうのって作れる?」といったご相談から承っております。
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